結城美惠子著  大栄出版 1992年

●読みどころ

 「情報の価値は誰も教えてくれない。自分が決めていくもの。
そして、それを決める価値・判断基準は自分にしかない。
「ただ何となく」の意識では、情報はうまく活用できない。
目的意識を自覚してこそ、初めて情報の取捨選択ができ、活かす能力も高められる。」
 本書は、情報活用に欠かせない目的意識を明確にする意識づくりから書かれているのが特徴。こうした内容の本はあまり見当たらない。
 情報リテラシーを高めるための演習問題を取り入れてトレーニング法を紹介し、基本を解く。具体的な手法は実践に役立つ。
 当時の『月刊エグゼクティブ』に情報力を高める本としてベストテンのランキング入りした。
 

● 主な目次

【理論編】
  1.情報という生きものの正体
2.情報と上手に向き合うために
3.情報をどう活用するのか
4.情報発信基地になろう

【演習編】
自分の思考傾向を探りながら、4つのステップをとおして目的意識を明確にするトレーニング法を紹介。

【ケーススタディ編】
グルメ探索、海外旅行、再就職の3つのテーマを取り上げ、情報活用の仕方が目的意識によって違うことを具体的に説く。

● ほんの紹介
筆者は女性の意識・能力開発のための情報活用プログラムを企画、開発。 「何となく」の意識からは何も生み出せない、目的意識を自覚してこそオリジナルな情報を発信し、智恵を暮らしに活かせると提唱している(毎日新聞1992.7.8)。

*残念ながら絶版のため、興味のある方は図書館などを ご利用ください。